小田原おわら風の盆

風の盆の踊りには、男女混合踊りがある。

越中おわら節には、次のような一節があるそうだ。

 

「見送りましょうか峠の茶屋まで 人目がなければあなたの部屋まで」

「見たさ逢いたさ想いがつのる 恋の八尾はオワラ雪ばかり」

 

実に切ない恋の詩で、この男女混合踊りにも、しっとりとした色気を感じるわけだ。